こんにちは、ヨハニです。※本ページはプロモーションを含みます。
ここまで4回にわたって、少年時代の自分に向けて、いろいろなことを書いてきました。
中学生の頃。
高校受験という、はっきりした目的地に向かって走っていた。
そして高校に入った途端、その目的地を失ったように感じた。
「自分は電車を間違えた」
そんなふうに思っていた。
大学へ進んでも、人生の行き先が分かっていたわけではありませんでした。
でも、いろいろなことに興味を持ち、陶器や茶道、読書、歴史、地域の活動などに触れた。
社会人になると、営業という仕事に出会い、褒められたことをきっかけに、また猛烈に走り始めた。
そして、若い頃には「かっこいい」というものを追いかけていた。
誰かからどう見られるか。
どんな人間だと思われたいか。
そんなことも気にしていた。
でも40代になった今、私はもう一度「かっこいい」を考え始めた。
誰かのためではなく、自分のための「かっこいい」。
自分が興味を持ったものを、実際にやってみる。
考えたことを、形にしてみる。
思い切って振り切ってみる。
その積み重ねが、自分自身になっていく。
今回は、その最後の話です。
第1章 あの頃の君に、伝えたいこと
ヨハニ少年。
あの頃の君は、ずいぶん悩んでいたよな。
自分だけが違う方向へ進んでいるように感じていた。
周りはどんどん先へ進んでいる。
自分だけが、間違った電車に乗ってしまった。
そして、
「早く戻らなければ」
と思っていた。
今の私から見ると、少し不思議です。
あれほど急いでいたのに。
あれほど焦っていたのに。
人生は、まだ始まったばかりだった。
君は、これから大学へ行く。
いろいろなものに興味を持つ。
たくさんの人に出会う。
仕事にも出会う。
褒められて、調子に乗る(笑)。
失敗もする。
また頑張る。
家族もできる。
そして、40代になった今でも、
「これから何をしようかな」
なんて考えている。
あの頃の君が知ったら、きっと驚くだろう。
人生は、あの頃に君が思っていたより、ずっと長かった。
第2章 「正しい電車」を探さなくてもいい
君は、正しい電車に乗りたかったんだよな。
一度間違えてしまったら、もう取り返せないと思っていた。
でも、今の私は少し違う考え方をしています。
人生には、最初から「正しい電車」が用意されているわけではないのかもしれない。
乗ってみなければ分からない。
乗ってみて、
「なんか違うな」
と思うこともある。
そのときは降りればいい。
別の電車に乗ればいい。
途中で寄り道してもいい。
目的地を変更してもいい。
そして、最初は意味が分からなかったものが、何年も経ってから、
「あれは、ここにつながっていたのか」
と思うこともある。
大学時代に何気なく触れた陶器。
興味を持った茶道。
読んだ本。
参加した地域の活動。
当時は、何の役に立つのかなんて考えていなかった。
でも、その種は消えていなかった。
何十年も経った今でも、私はそれらに興味を持っている。
だから、君が今やっていることも、
「何の意味があるんだろう」
なんて、そんなに急いで答えを出さなくてもいい。
面白いと思ったら、やってみればいい。
気になるなら、触れてみればいい。
種は、すぐに芽を出すとは限らない。
第3章 君は、もっと自分を楽しんでいい
そして、これを一番伝えたい。
ヨハニ少年。
君は、もっと自分を楽しんでいい。
誰かにどう思われるか。
どう評価されるか。
正しいのか、間違っているのか。
そんなことばかりを考えなくてもいい。
もちろん、それらを気にすることが悪いわけじゃない。
私だって、今でも人の目を気にすることはあります。
でも、それだけを基準にしなくていい。
自分が面白いと思ったら、やってみればいい。
「こんなことをしたら、どう思われるかな」
と思っても、
「まあ、いいか(笑)」
でやってみてもいい。
そして、もし失敗したら、
「やってみたから分かった」
と思えばいい。
私は40代になって、そんなことを少しずつ覚えています。
第4章 自分の中にあるものを、外へ出してみる
君にもう一つ伝えておきたい。
頭の中で考えているだけでは、何も始まらない。
これは、私が社会人になってからのある研修で実感したことです。
発言しなければ前へ進めない。
最初は、
「こんなことを言ったら、みんなにどう思われるだろう」
と考えた。
でも、実際に発言してみると、
「思っていたほど、周りの目は自分を縛らない」
と感じた。
そして、
「考えているだけでは、自分の道は開かない」
ということも実感した。
発言してみる。
行動してみる。
形にしてみる。
そうすると、初めて何かが動き始める。
だから今の私は、自分の中にあるものを、できるだけ外へ出してみたいと思っています。
文章を書く。
写真を撮る。
何かを作る。
誰かに話す。
興味のあることをやってみる。
そして、それを積み重ねる。
その一つ一つが、
「自分はこういう人間なんだ」
というものになっていく。
私は、
具現化して、初めて自分を表すことができる。
そんなふうに思っています。
第5章 それが「ヨハニ」なのかもしれない
考えてみれば、私は昔からいろいろなものに興味を持ってきました。
陶器。
茶道。
本。
歴史。
仕事。
人との出会い。
そして、今はブログを書いている。
昔の自分なら、
「ブログを書いて、それが何になるんだ?」
と思ったかもしれません。
でも今は、
「面白いからやってみる」
でいいと思っています。
書いてみたいから書く。
考えたことを文章にしてみる。
写真を撮ってみる。
やってみたいことがあれば、やってみる。
その結果、誰かに評価されるかもしれない。
されないかもしれない(笑)。
でも、それは後の話です。
まず、自分がやってみる。
自分の中にあるものを、少しずつ外へ出していく。
そして、その積み重ねを振り返ったとき、
「ああ、これが自分なんだな」
と思える。
もしかすると、それが「ヨハニ」なのかもしれません。
誰かに決めてもらった自分ではない。
誰かに説明して納得してもらうための自分でもない。
自分で考えて。
自分で選んで。
自分でやってみて。
その結果として残ったもの。
それが、自分なんだと思います。
今回、気づいたこと
ヨハニ少年。
君があの頃、
「電車を間違えた」
と思っていたこと。
今の私は、もうそれを「間違いだった」とは思っていません。
もちろん、あの頃は苦しかった。
本当に苦しかったんだと思う。
だから、
「そんなに悩まなくてもよかったのに」
なんて、簡単には言えない。
あのときの君には、それが人生の大きな問題だった。
それでいい。
その経験も含めて、今の私がいる。
そして、あの頃の君が知らなかったことを、今の私は少しだけ知っています。
人生は、思っているより長い。
自分が想像している未来より、ずっと広い。
途中で電車を乗り換えてもいい。
寄り道してもいい。
何歳になっても、新しい種をまいていい。
そして、
自分を楽しんでいい。
誰かに見せるためじゃなくてもいい。
誰かに褒めてもらうためじゃなくてもいい。
自分が、
「これ、いいな」
と思うものを大切にすればいい。
丸メガネをかけて、ちょっと文化人を装ってみてもいい(笑)。
駅員さんに間違われても、
「これ、結構イケてるな」
と思ってもいい(笑)。
そんな小さなことでもいい。
自分の中にある「やってみたい」を、少しずつ外へ出していけばいい。
それを積み重ねていけばいい。
それが、いつか自分になる。
だから、ヨハニ少年。
あの頃の君に、今の私から一つだけ言うなら、
「もっと、自分を楽しんでいいよ」
です。
正しい電車を探し続けなくてもいい。
君が乗った電車の中で、景色を見てもいい。
途中で降りてもいい。
また別の電車に乗ってもいい。
そして、もし気に入った景色が見つかったら、
少し長く眺めてみればいい。
人生は、まだまだ続いていく。
そして私は今、
あの頃の君が想像もしなかった場所で、
こうして君に手紙を書いています。
不思議だよな。
でも、これも悪くない。
いや。
結構、かっこいいじゃん(笑)。
