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「鍛える」より「整う」感覚|下半身の運動と昔の日本人の暮らし㉜

1 なぜ下半身の運動で落ち着くのか

ウォーキングやスクワットは、どちらも下半身を使う運動です。

ただ、この「下半身を使う」という点に、

何か関係があるのではないかと感じることがあります。

人間の動作の中で、

足腰の動きは生活の基盤に近いのではないかと思います。

歩くこと。

しゃがむこと。

立ち上がること。

これらは特別な運動ではなく、

本来は日常の動作ではないでしょうか。

2 昔の日本人の身体動作とのつながり

昔の日本人の暮らしを考えると、今よりもはるかに足腰を使う場面が多かったと言われています。

草履で歩き、
床に座り、
荷物を運び、
畑仕事をする。

昔の日本人にとって、
足腰を使うことは「運動」ではなく、
生きることそのものだったのかもしれません。

だいぶ前になりますが、私のブログでもご紹介させていただいています。

江戸時代の人は1日40キロ歩いていたって本当なの? | 日本食で体調改善

現代のように、

意識的に運動をしなければ身体を使わない環境とは大きく違っています。

3 現代人との違いと“落ち着き”の感覚

現代の生活は便利になり、足腰を使う機会はかなり減ったのではないでしょうか。

座る時間が長くなり、移動も少なくなった。

特に、仕事中のほとんどを座って過ごす生活では、なおさらです。

その結果、身体の使い方が偏っているようにも感じます。

もちろん、私は昔の生活を経験したことがないので、あくまで推測ですが。

でも、ウォーキングやスクワットのような単純な動作を行うと、どこか“元の状態に戻るような感覚”があります。

気持ちが落ち着くのも、その影響なのかもしれません。

また、

歩いているうちに、
不思議と頭が軽くなるような感覚になることもあります。

ランナーズハイならぬ、
“ウォーキングハイ”のような状態なのかもしれません。

強く鍛えているというよりも、自然な状態に戻っているような感覚に近いのかもしれません。

4 まとめ

昔の日本人の暮らしには、
今よりもずっと自然に身体を使う習慣がありました。

歩くこと。
しゃがむこと。
立ち上がること。

そんな単純な動きの中に、
心身を整える土台があったのかもしれません。

私自身、ウォーキングやスクワットを続ける中で、
「鍛える」というより、
「本来の状態に戻っていく感覚」を少しずつ感じています。

40代からの回復は、
新しい何かを足すことより、
昔の日本人が持っていた自然な習慣を取り戻すことなのかもしれません。

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