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心の深海に、大きな海流を探して①~海面ばかりを見て生きていた~156

1 目に見えるものは分かりやすい

海を眺めると、私たちは波に目を奪われます。

風が吹けば波が立ち、穏やかな日は静かになります。

その変化は目で見えるので、とても分かりやすいものです。

人生も同じなのかもしれません。

仕事の成果。

人からの評価。

嬉しかったこと。

落ち込んだこと。

忙しさ。

焦り。

こうした出来事は、まるで海面の波のように私たちの目に映ります。

だから、私も長い間、その波ばかりを見て生きてきたように思います。

2 本当に人生を動かしているもの

しかし、最近ふと思いました。

海には、海面だけではなく深海があります。

深海の様子は、海の上からは見ることができません。

それでも、深い場所には大きな海流が流れています。

人生も同じではないでしょうか。

普段は見えないけれど、

価値観。

信念。

大切にしていること。

人生観。

そうしたものが、私たちの進む方向を静かに決めているのかもしれません。

もしそうだとしたら、私は今まで「波」ばかりを見ていて、「海流」を見ようとしていなかったのではないかと思いました。

3 深海へ潜るには時間が必要だった

私は以前、「何か引っかかる」と感じることがあっても、そのまま過ぎ去らせていました。

その時は納得したつもりでも、数日後には忘れてしまう。

そんなことが何度もありました。

でも今は違います。

一度感じたことを、数日後、数か月後にもう一度思い出してみる。

すると、不思議なことに、当時は見えなかった意味が少しずつ見えてくることがあります。

もしかすると、気づきとは、その瞬間に完成するものではなく、時間をかけて育っていくものなのかもしれません。

だからこそ、心の深海へ潜るには、立ち止まる時間が必要なのだと思います。

4 私が探したいもの

私は泳ぎが得意ではありません。

だから、本当の深海へ潜ることはきっとできません(笑)。

でも、心の深海なら、少しずつ潜っていけるような気がしています。

そこには、自分でもまだ知らない大きな海流が流れているのかもしれません。

その海流を知ることは、自分という人間を少しずつ理解していくことでもあります。

そして、その理解が、人生の舵を握る力につながっていくのではないか。

そんなことを、最近考えるようになりました。

まとめ

人生には、目に見える波があります。

そして、目には見えない海流があります。

私たちは、波に心を動かされながら毎日を生きています。

それは、とても自然なことです。

でも、ときには立ち止まり、心の深海へ潜ってみる。

すると、人生の方向を静かに決めている「大きな海流」に出会えるかもしれません。

このシリーズでは、そんな心の深海を旅しながら、自分自身と人間という存在について、一緒に考えていきたいと思います。

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