こんにちは、ヨハニです。
前回は、失敗を必要以上に恐れると、本来持っている力を発揮できなくなるというお話をしました。
失敗そのものよりも、
「失敗してはいけない」
という思い込みが、自分を縛ってしまうことがあります。
では、実際に問題が起こった時、私たちはどのように対応すればよいのでしょうか。
今回は、仕事での経験を通して感じたことを書いてみたいと思います。
1 目の前の問題を解決することだけが、本当の解決なのか
仕事をしていると、予期せぬ問題が起こります。
自分自身のミスもあります。
また、チームで仕事をしていれば、周囲の人の判断や行動によって問題が起こることもあります。
管理する立場であれば、その責任を感じる場面もあります。
以前の私は、そんな時、
「すぐに改善しなければ」
「同じことを二度と起こさないようにしなければ」
という気持ちが強くありました。
もちろん、問題に向き合うことは大切です。
しかし、今振り返ると、その中には少し違う気持ちも混ざっていたように思います。
それは、
「この状況を早く取り戻したい」
「自分への悪い評価を避けたい」
という思いです。
2 短期的な対応と、長期的な対応は違う
例えば、部下の行動によって問題が起きた時。
短期的に考えれば、
「なぜこうなったのか」
「もっと責任を持ってほしい」
と強く伝えることが、一番早い対応に見えるかもしれません。
実際、それによって一時的に注意深くなることもあります。
しかし、そこで考えたいことがあります。
その対応は、本当に未来につながっているのだろうか。
一時的に失敗を減らすことと、
その人が仕事への向き合い方を少しずつ変えていくこと。
この二つは、似ているようで違います。
3 人を変えることより、自分の関わり方を考える
人と関わる中で、一番難しいこと。
それは、
「相手を変えること」
なのかもしれません。
どれだけ説明しても、
どれだけ熱意を持って伝えても、
相手が自分自身で気づかなければ変化は起こりません。
以前の私は、
「どうすれば相手を変えられるか」
という視点が強かったように思います。
しかし、今は少し違います。
「自分はどんな関わり方をしたいのか」
と考えるようになりました。
必要なことは伝える。
改善すべきことは指摘する。
しかし、それ以上に大切なのは、
相手の成長を願っているか。
自分の不安や怒りをぶつけていないか。
ということです。
4 遠くのゴールを見ると、今の対応が変わる
もしゴールが、
「今回の失敗をなくすこと」
であれば、目の前の対応に全力を注ぎます。
しかし、ゴールが、
「人と信頼関係を築きながら、自分自身も成長していくこと」
なら、選択は変わります。
必要以上に焦らない。
相手を責めすぎない。
長い時間をかけて向き合う。
それは決して甘さではありません。
むしろ、長期的な視点を持つからこそできる厳しさでもあります。
本当に相手の成長を願うなら、時には待つことも必要なのだと思います。\
まとめ
目の前の問題に対応することは大切です。
しかし、その問題だけを見ていると、私たちは本当に大切なゴールを見失うことがあります。
短期的な評価。
一時的な不名誉。
その場の安心。
それらを守ることに必死になると、本当に築きたい未来から離れてしまうことがあります。
だから私は、これから問い続けたいと思います。
「この行動は、私が望む人生につながっているだろうか。」
遠くのゴールを見ることで、今日の選択は変わります。
そして、その選択の積み重ねが、少しずつ自分の人生を形作っていくのだと思います。
次回は、このシリーズの中心となる問い。
「そこに愛はあるのか。」
について考えてみたいと思います。

