ヨハニログ

私は、なぜ後悔しなくなったのだろう②~この状態は、誰が得をするのだろう?~197

1 失敗よりも苦しかったこと

仕事でミスをすると、もちろん気持ちは沈みます。

「あの時、こうしていれば。」

そんな思いが頭をよぎります。

そして、その気持ちを引きずったまま次の日も仕事をする。

私にとって一番つらかったのは、ミスそのものではありませんでした。

その「嫌な感覚」を抱え続けることだったのです。

2 ふと浮かんだ、一つの問い

そんなある日、私は自分に問いかけました。

「この状態は、誰が得をするのだろう?」

会社でしょうか。

いいえ。

会社が望んでいるのは、私が落ち込み続けることではないはずです。

私自身でしょうか。

もちろん違います。

私だって、一日でも早く気持ちを切り替えて、前向きに働きたいと思っていました。

では、この状態は誰のためになっているのだろう。

そう考えた時、一つの答えが見えてきました。

3 会社が望んでいること

会社が望んでいるのは、反省することです。

しかし、それは「自分を責め続けること」ではありません。

同じ失敗を繰り返さないように工夫すること。

仕事のやり方を見直すこと。

必要なら周囲に相談すること。

そうやって改善していくことこそ、本当に求められていることなのではないかと思いました。

それは、私自身が望んでいたことでもありました。

4 後悔から改善へ

その日から、私の考え方は少しずつ変わっていきました。

失敗をしたら落ち込む。

それは自然なことです。

でも、そこで立ち止まり続けるのではなく、

「次はどうすれば防げるだろう。」

と考えるようになりました。

過去を責める時間を、未来を良くする時間へ変えていこう。

そんな意識が少しずつ育っていったのです。

まとめ

20年前の私は、一つの問いに出会いました。

「この状態は、誰が得をするのだろう?」

その問いに対する答えは、とてもシンプルでした。

誰も得をしない。

だから私は、後悔を続けるよりも、改善する方向へ歩き始めることにしました。

振り返ってみると、この小さな考え方の転換が、その後の私の生き方を少しずつ変えていったのだと思います。

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