こんにちは ヨハニです。 ※本ページはプロモーションを含みます。
第1話では、私は「かっこいい」を忘れていたのではないか、という話を書きました。
では、なぜ忘れてしまったのでしょうか。
考えてみると、何か大きな出来事があったわけではありません。
ある日突然、自分を見失ったわけでもない。
おそらく、毎日の生活の中で少しずつだったのだと思います。
仕事をするようになり、責任が増える。
家庭を持ち、守るものが増える。
子どもが生まれ、自分以外の誰かを優先することが増える。
将来のことを考え、お金のことを考える。
そうやって一つずつ「大切なもの」が増えていく。
それ自体は、とても幸せなことです。
でも、その一方で、
「自分のことを考える時間」は、少しずつ減っていった。
そんな気がしています。
第1章 「自分のため」より「責任」が優先される
若い頃は、自分のことを考える時間がたくさんありました。
何をしたいのか。
どんな仕事をしたいのか。
どんな人になりたいのか。
何が好きなのか。
これからどんな人生を送りたいのか。
ところが、年齢を重ねるにつれて、考えることが変わっていきます。
今月はいくら必要なのか。
仕事はどうするのか。
家族の予定はどうなっているのか。
子どものことは大丈夫か。
将来に備えられているか。
家のことはどうするか。
もちろん、どれも大切です。
そして、そういうことを考えられるようになったのは、大人になった証拠でもあると思います。
ただ、
「自分はどうしたいのか」
という問いだけが、少しずつ後ろに追いやられていった。
私はそんな気がしています。
自分が何をしたいかより、
「何をしなければならないか」
を考えるようになった。
それは必要な変化だったと思います。
でも、その中でいつの間にか、
「自分がかっこいいと思える生き方」
まで、一緒に置いてきてしまったのかもしれません。
第2章 「評価される自分」を作ろうとしていた
もう一つ、自分の「かっこいい」を忘れていった理由として思い当たることがあります。
それは、
人から評価されることを、自分の価値だと思うようになったこと
です。
仕事では、成果を出す。
責任を果たす。
周りから認められる。
立場が上がる。
収入が増える。
そうすると、
「自分は頑張っている」
「自分には価値がある」
と思える。
もちろん、仕事で評価されることは嬉しいです。
私も、それを求めてきました。
でも、そこに少し落とし穴があったのかもしれません。
評価されるための自分を作っているうちに、
「自分自身がどうありたいのか」
が、分からなくなってしまう。
人から見て立派な自分。
人から見て仕事のできる自分。
人から見てちゃんとしている自分。
それは確かに大切です。
でも、それだけではありません。
人から評価されなくても、
「自分はこういう生き方が好きだ」
と思えるものがある。
それが、本当の意味での「自分のかっこいい」なのではないでしょうか。
第3章 「好きなこと」は、役に立つ必要がなかった
大人になると、何をするにも「意味」を求めるようになります。
それをやって何になるの?
将来の役に立つの?
お金になるの?
仕事に活かせるの?
健康に良いの?
そんなふうに考えてしまいます。
私自身も、そうでした。
でも、最近になって少し考え方が変わってきました。
例えば、ウォーキングをする。
空を見上げる。
雲の写真を撮る。
好きな器でお茶を飲む。
お香を焚く。
本を読む。
サウナに入る。
好きなお酒を少しだけ嗜む。
これらは、何か特別な成果を生み出すわけではありません。
でも、
「好きだからやる」
でいいのではないでしょうか。
「役に立つから」ではなく、
「自分が心地いいから」。
「誰かに評価されるから」ではなく、
「自分が好きだから」。
そういう時間を持つことは、決して無駄ではありません。
むしろ、そういう無駄に見える時間の中にこそ、
自分が何者なのか
が隠れているのかもしれません。
第4章 自分を失ったのではなく、自分を後回しにしていただけ
ここまで考えて、少しだけ安心したことがあります。
私は、
「自分を失ってしまった」
と思っていたのかもしれません。
でも、よく考えてみると、そうではない。
自分の好きなものは、まだ残っていました。
本を読むこと。
器を見ること。
お茶を飲むこと。
歩くこと。
空を見ること。
身体を動かすこと。
考えること。
文章を書くこと。
ただ、それらを後回しにしていただけだった。
仕事や家庭や責任が大きくなったことで、
「今は自分のことを考えている場合じゃない」
と思っていたのかもしれません。
でも、自分を後回しにし続けると、いつか自分自身の輪郭が薄くなってしまいます。
だからこれからは、
自分を大切にすることを、わがままだと思わないようにしたい。
家族を大切にすることと、自分を大切にすることは両立できる。
仕事に責任を持つことと、自分らしく生きることも両立できる。
誰かを支えることと、自分の人生を楽しむことも両立できる。
そのバランスを、これから少しずつ探していきたいと思います。
まとめ 「自分のための時間」を取り戻す
大人になると、自分よりも大切なものが増えていきます。
仕事。
家族。
子ども。
生活。
将来。
それは、とても素晴らしいことです。
でも、
自分自身も、その「大切なもの」の一つに入れていい。
私はそう思うようになりました。
自分が好きなものを楽しむ。
自分が心地よいと思う時間を持つ。
自分が「こうありたい」と思う方向へ、少しずつ生活を動かしていく。
それは、決して自分勝手なことではないと思います。
むしろ、自分自身が満たされているからこそ、周りの人にも余裕を持って向き合えるのかもしれません。
私は、自分の「かっこいい」を忘れていました。
でも、それは消えてなくなったわけではありませんでした。
ただ、長い間、
自分を後回しにしていただけだった。
だからこれからは、自分の中に残っている小さな「好き」を、一つずつ拾っていこうと思います。
それがどんなに小さなものでもいい。
誰かの役に立たなくてもいい。
お金にならなくてもいい。
まずは、
「自分が好きだと思えるもの」を、自分の生活に戻していく。
そこから、もう一度。
私自身の「かっこいい」を育てていこうと思います。

