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かっこいいを忘れていた私③~『好きなもの』を拾い集めてみる~239

第1章 好きなものは、人生を変えなくてもいい

大人になると、「好きなこと」にまで意味を求めてしまいます。

これをやったら何になるのか。

将来役に立つのか。

仕事に活かせるのか。

お金になるのか。

健康に良いのか。

そんなことを考えてしまう。

でも、最近は少し違う考え方をするようになりました。

「好きだからやる」でいいのではないか。

例えば、私は本を読むのが好きです。

本を読んだからといって、すぐに何かが変わるわけではありません。

お茶も好きです。

お気に入りの器でお茶を飲んだからといって、収入が増えるわけではありません。

お香も好きです。

香りを楽しんだからといって、何かの成果が出るわけでもありません。

それでも、

「なんかいいな」

と思う。

その感覚を大切にしてみる。

それだけでもいいのではないかと思うようになりました。

むしろ、そういう「何の役に立つのか分からないもの」を大切にできることが、大人になった今の自分にとっては贅沢なのかもしれません。

第2章 私の「好き」は、案外バラバラだった

自分の好きなものを改めて考えてみると、面白いことに気づきました。

私は、いろいろなものが好きです。

本。

陶器。

お茶。

お香。

日本酒。

ウイスキー。

サウナ。

ウォーキング。

そして、最近では雲まで気になっています(笑)。

一見すると、何のつながりもないように見えます。

でも、よく考えると、共通しているものがあります。

それは、

「自分の感覚を楽しむ時間」

なのかもしれません。

器の手触り。

お茶の香り。

お香の煙。

本を読んでいる時間。

お酒を少しだけ嗜む時間。

サウナで汗をかく感覚。

歩きながら風を感じる時間。

空を見上げて、「この雲いいな」と思う瞬間。

どれも、誰かに評価してもらうためのものではありません。

自分自身が、

「いいな」

と思うためのものです。

そう考えると、私の好きなものは、意外と一つの方向を向いているのかもしれません。

第3章 「一服」という時間を作ってみたい

そんなことを考えているうちに、ブログの中に新しいカテゴリーを作りたくなりました。

名前は、

「一服」

です。

一服といっても、何か特別なことをするわけではありません。

お茶を飲む。

器を眺める。

お香を焚く。

本を読む。

好きなお酒を少しだけ楽しむ。

サウナで汗を流す。

ウォーキングの途中で空を見る。

そして、気になった雲があれば写真を撮る。

そんな小さな時間を残していく場所です。

「役に立つ情報」を発信する場所とは、少し違うかもしれません。

でも、それでいいと思っています。

人生には、

「役に立つもの」だけではなく、「心を豊かにするもの」も必要だからです。

忙しい毎日の中で、一度立ち止まる。

お茶を一口飲む。

空を見上げる。

好きな本を開く。

そういう時間があるだけで、少し自分に戻れることがあります。

だから「一服」という名前が、今の自分にはしっくりきています。

第4章 「かっこいい」は、暮らしの中で育てられる

そして、ここで一つ気づきました。

私が探している「かっこいい」は、特別な場所にあるものではないのかもしれません。

日常の中にある。

例えば、朝歩く。

身体を少し鍛える。

お気に入りの器を使う。

家を整える。

庭に植物を植える。

本を読む。

お香を焚く。

好きなものを大切にする。

空を見上げる。

こうした一つ一つの行動は、とても小さい。

でも、毎日少しずつ積み重なっていく。

すると、

「私はこういうものを大切にして生きている」

というものが、少しずつ見えてくる。

それが、自分らしさなのかもしれません。

そして、その自分らしさを大切にしている姿を、自分自身が「かっこいい」と思えたら、それでいい。

誰かの人生をそのまま真似する必要はありません。

誰かの成功を追いかける必要もありません。

自分が心地よいと思える方向へ、生活を少しずつ動かしていく。

そうやって、

自分の「かっこいい」を育てていく。

そんな生き方も、悪くないと思うのです。

まとめ 「好き」を大切にすることから始めてみる

40代になってから、私は人生を整え直すことを考えるようになりました。

その中で、仕事や健康、家庭、お金について考えてきました。

でも、最近はもう一つ大切なものがあると思うようになりました。

それは、

「自分が何を好きなのか」

ということです。

好きなものを大切にする。

好きな時間を持つ。

好きなものに囲まれる。

そして、そこから自分がどういう人間なのかを知っていく。

それは、一見するととても小さなことです。

でも人生というのは、案外そういう小さなものの積み重ねなのかもしれません。

私はこれから、

本を読み、

器を楽しみ、

お茶を飲み、

お香を焚き、

歩き、

汗をかき、

空を見上げ、

気になった雲を写真に残していこうと思います。

それらが、将来何か大きなものになるかは分かりません。

でも、

「自分が好きだと思えるものを大切にしている自分」

を、少しずつ育てていきたい。

そしていつか、

「こういう生き方、かっこいいな」

と、自分自身に思えるようになったらいい。

もしかすると、

「かっこいい」は、どこかから見つけてくるものではなく、自分の好きなものを一つずつ拾い集めていった先に、自然と形になっていくものなのかもしれません。

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