ヨハニログ

人は演じなければ生きていけないのか④~役割は変わる。でも自分は変わらない~164

1 人生は役割の連続

人生を振り返ると、役割は少しずつ変わっていきます。

子どもだった自分。

学生だった自分。

社会人になった自分。

結婚し、親になった自分。

仕事でも、新人だった頃と、経験を積んだ今とでは求められる役割が違います。

これから先も、年齢や環境とともに役割は変わり続けるでしょう。

役割が変わることは、人生が前へ進んでいる証でもあります。

2 変わらないもの

役割は変わります。

でも、その奥には変わらないものがあるように思います。

誠実でありたい。

人を大切にしたい。

学び続けたい。

誰かの役に立ちたい。

こうした価値観は、役職や肩書きが変わっても、大きくは変わりません。

役割は外側の姿。

価値観は内側の軸。

私たちは、その軸があるからこそ、役割が変わっても自分らしく生きていけるのではないでしょうか。

3 役割に振り回されないために

以前の私は、仕事で評価されることに心が大きく左右されていました。

うまくいけば自信になり、失敗すれば自分自身まで否定されたような気持ちになる。

でも、それは仕事という役割と、自分自身を重ねすぎていたからかもしれません。

仕事は大切です。

責任もあります。

しかし、それだけが自分の価値ではありません。

家庭で笑う自分もいる。

友人と語り合う自分もいる。

本を読み、考え、成長しようとする自分もいる。

一つの役割だけで、自分という人間を決める必要はないのだと思います。

4 役割は人格を映す鏡

私は最近、こんなことを考えるようになりました。

役割とは、自分を縛るものではなく、自分を映し出す鏡なのではないか、と。

同じ「上司」という役割でも、人によって接し方は違います。

同じ「父親」という役割でも、家庭ごとに違う姿があります。

役割は同じでも、その人らしさは必ず表れます。

だからこそ、役割を大切にすることは、自分らしさを失うことではありません。

むしろ、自分の価値観を形にする機会なのかもしれません。

まとめ

人生の中で、役割は何度も変わります。

しかし、そのたびに自分自身まで変わる必要はありません。

大切なのは、役割ではなく、その奥にある価値観です。

その価値観があるからこそ、私たちは新しい役割にも向き合うことができます。

そして、ここまで考えてきて、私は一つの答えに近づきました。

もしかすると、「演じる」ということは、自分を偽ることではないのかもしれません。

理想とする自分に、一歩ずつ近づいていくこと。

次回はいよいよ最終話です。

「演じるのではなく、育てていく」というテーマで、このシリーズを締めくくりたいと思います。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です