こんにちは。ヨハニです。 ※本ページはプロモーションを含みます。
ここまで、「資格を取れば人生が変わる」と思っていた自分について書いてきました。
なぜそんなことを思ったのか。
なぜ「これさえあれば」という考え方に惹かれていたのか。
そして、一つのものに人生を預けることの危うさについても考えてみました。
ここまで書いてきて、ふと思いました。
では、実際のところ、
私の人生を変えてきたものは何だったのだろう?
資格だったのでしょうか。
学歴だったのでしょうか。
仕事だったのでしょうか。
少し振り返ってみることにしました。
第1章 人生を変えたのは「大きな何か」ではなかった
40代になって自分の人生を振り返ってみると、意外なことに気づきます。
私の人生を大きく変えた出来事は、もちろんいくつかあります。
でも、その一つ一つを見ていくと、
「これがあったから人生が劇的に変わった」
というものばかりではありません。
むしろ、
そのときどきに起こった出来事。
そのときに考えたこと。
失敗したこと。
人との出会い。
仕事で経験したこと。
自分自身について考えたこと。
そういうものが積み重なって、今の自分になっています。
つまり、
人生は一つの出来事によって作られたのではなく、無数の小さな出来事によって作られていた。
そんなふうに思うのです。
昔の私は、それが分かっていませんでした。
だから、「何か一つ」を探した。
でも、本当は人生そのものが、もっと複雑で、もっと地味なものだったのです。
第2章 失敗も、無駄ではなかった
40代になると、過去の失敗も少し違って見えてきます。
「あのとき、もっとこうしておけばよかった」
と思うことはあります。
もちろん、後悔することもあります。
でも、以前ほど過去に引っ張られなくなりました。
その経験があったから、今の自分がいる。
そう考えられるようになってきたからです。
仕事で思うようにいかなかったこと。
人間関係で悩んだこと。
自分の感情に振り回されたこと。
「なんであんなことをしたんだろう」と思うこと。
それらを全部、
「なかったことにする」必要はない。
むしろ、
「あれも自分の人生だった」
と受け入れてしまう。
すると、少しだけ前を向きやすくなる。
最近の私は、そんな感覚を持つようになりました。
そう考えると、過去の失敗も含めて、
人生を変えてきたのは「資格」ではなく、自分が経験して、考えて、少しずつ変わってきたこと
だったのかもしれません。
第3章 小さな変化が、人生を作っていく
最近の自分を見ていても、そう思います。
以前の私は、仕事にかなりの比重を置いていました。
仕事で起こったことを家まで持ち帰る。
休みの日にも仕事のことを考える。
まだ起こっていない未来の嫌なことまで考える。
そして、自分で自分を疲れさせる。
そんなこともありました。
でも最近は、少しずつ変わってきました。
仕事が終わったら、
「今日一日、頑張った。さて、何をしようか」
と思える日があります。
仕事と自分を切り離せている感覚です。
帰り道に、張りつめていた気持ちが解放される。
疲れているはずなのに、妙な充実感がある。
「明日は何をしよう」
と楽しみになる。
これも、何か資格を取ったからではありません。
考え方が少しずつ変わったからです。
自分の心の持ち方が変わった。
仕事との距離が変わった。
休日の過ごし方が変わった。
そして、少しずつ自分の人生に目を向けられるようになった。
人生を変えるのは、案外こういう小さな変化なのかもしれません。
第4章 「自分で作る」という感覚
最近、私は生活の中に小さな「仕込み」を入れることが楽しくなってきました。
体を鍛える。
ウォーキングをする。
家のことを整える。
植物を育てる。
お抹茶をいただく。
お香を楽しむ。
ブログを書く。
そして、自分が「かっこいい」と思えるものを少しずつ生活の中に作っていく。
どれも、人生を一発逆転させるものではありません。
でも、こういうものが少しずつ増えていくと、
「自分の人生を自分で作っている」
という感覚が出てきます。
これは、昔の私にはあまりなかった感覚です。
昔は、
「何かを手に入れれば、自分は変われる」
と思っていた。
今は、
「自分で少しずつ変えていけばいい」
と思えるようになった。
この違いは、かなり大きいように思います。
資格を取ることも、一つの選択肢です。
勉強することも、新しい仕事に挑戦することも素晴らしい。
でも、それらはあくまで「自分の人生を作るための道具」。
道具に人生を作ってもらうのではなく、
自分が道具を使って人生を作る。
今は、そんなふうに考えています。
まとめ 人生は「一発逆転」ではなかった
振り返ってみると、
私の人生を変えたのは、資格ではありませんでした。
学歴でもありません。
一つの仕事でもありません。
もちろん、それらが私に与えてくれたものはあります。
でも、それだけではありませんでした。
失敗したこと。
悩んだこと。
考えたこと。
人と関わったこと。
自分の弱さに気づいたこと。
そして、そこから少しずつ変えてきたこと。
その全部が、今の自分につながっています。
だから今なら、
「人生逆転」という言葉に、少し違和感を覚えます。
人生は、何かを手に入れて一気にひっくり返すものではなく、
毎日の小さな選択を積み重ねながら、自分で方向を変えていくもの
なのかもしれません。
そう考えると、人生に必要なのは、
「これさえあれば大丈夫」
という一つのものではない。
むしろ、
「これもある」
「今日はこれを楽しめた」
「昨日より少しだけ楽になった」
そんな小さなものなのかもしれません。
そして、ここまで考えてくると、一つの疑問が残ります。
もし人生を何か一つに預けないのだとしたら、
いったい何を軸にして生きればいいのでしょうか。
次回、最終話では、
「人生の主人公を、何かに預けない」
ということについて、もう少し考えてみたいと思います。
